最終更新日 2025-08-31
2025-08-31
神社関連ニュース
- 彦根藩屋敷跡から庭園遺構発見(8月28日): 京都市左京区の聖護院南側で、幕末の彦根藩屋敷跡とみられる場所から池や茶室のような建物跡、塹壕のような溝が発掘された。激動の時代に大名屋敷に庭園が造られた理由が注目されている。 また、関連する調査結果として、マンション建設に伴う発掘で巨石護岸の池跡が確認された。
- 神社の石階段に風車設置(8月27日): 読売新聞報道によると、ある神社の石階段に色鮮やかな風車が設置され、猛暑対策として参拝者が風を感じる工夫がなされている。宮司は「目と耳で涼を取って」とコメント。
- 高千穂神社の巨樹と本殿(8月27日): 宮崎県高千穂町の高千穂神社で、境内の木々がほぼ全て巨樹として注目。安永7年再建の本殿の歴史が再確認された。
- 土砂災害区域の神社指定解除へ(8月25日): 土砂災害特別警戒区域内の神社境内が、有料老人ホームとの組み合わせで指定解除に向かう。文化庁が対策予算を増額し、存続危機に対応。
- 厳島神社の高潮対策(8月29日): 厳島神社が台風被害の修復を繰り返し、古来の姿を保つ好例として挙げられた。海上部の大鳥居が注目。
お寺関連ニュース
- 由緒ある寺が心霊スポットに(8月27日): 平安時代創建の寺が、元住職の事件を背景に不法侵入や落書き被害を受け、心霊スポット化。檀家は落胆を表明。
- 天竜山攝護寺の再建(8月27日): 宮崎県の天竜山攝護寺が戦災で焼失後、木造に作り替えられ、2026年3月完成予定。南日本新聞が報道。
- 寺社の存続危機(8月25日): 後継者不足や檀家減少で多くの寺社が危機に。法人格の不正売買が犯罪利用の温床に。文化庁が予算を74倍に増額。
城関連ニュース
- 彦根城の世界遺産推薦見送り(8月26日): 文化審議会が彦根城の世界遺産推薦候補選定を見送り。江戸時代の統治システムを象徴する価値が評価されていたが、登録は先送り。
- 弘前城の紅葉まつり準備(8月28日): 弘前城で10月中旬からの「菊と紅葉まつり」に向け、園内整備とライトアップ準備が開始。人気の夜間イベントが期待される。
- 小田原城の歴史講演会(8月28日): 小田原城で城下町の歴史を掘り下げる講演会シリーズが9月からスタート。地元史研究者が最新成果を披露。
- 仁風閣の修復工事開始(8月29日): 鳥取市の国指定重要文化財・仁風閣で素屋根架設が着手。傷んだ箇所の修復と耐震補強を進め、2027年完成予定。
- 城郭の近代史に関する書籍(8月25日): 『城郭がたどった近代』が刊行。陸軍省管轄変更や破壊の歴史を分析。
- 熊本城の外国観光客対応(8月30日): 熊本城に外国人を入れる是非が議論。清正公の遺産を守る観点から失望の声。
庭園関連ニュース
- 大名屋敷の庭園遺構(8月28日): 上記の彦根藩屋敷跡から池や建物跡が出土。幕末京都の激動期に造られた庭園の意義が考察されている。
- 藤原宮跡の史跡指定率向上(8月25-28日): 奈良・橿原市の藤原宮跡で史跡指定率が98%以上に。世界遺産登録に向け、市長が「来年登録勝ち取る」と意気込み。
- 伊勢神宮の式年遷宮(8月29日): 伊勢神宮の20年ごとの建て替えが「知のサイクル」として紹介。職人技術や森の手入れが1300年以上続く伝統。