最終更新日 2026-06-15
家宝分類一覧:甲冑・兜・陣羽織
「甲冑・兜・陣羽織」に属する家宝:61件
| 家宝 | よみ | 画像 | 概要 |
|---|---|---|---|
| 藍韋威肩赤鎧 | あいかわおどしかたあかよろい | ![]() | 大内義隆奉納の藍韋威肩赤鎧は、古式大鎧。藍は勝色、赤は武勇を象徴し、敗戦と嫡男の死という危機下で、義隆の復古思想と権威回復の願いを込めた。 |
| 愛染形前立兜 | あいぜんなりまえだてかぶと | ![]() | 直江兼続が愛用せし「愛」の兜は、金色の「愛」文字を掲げし六十二間筋兜なり。その意味は愛宕権現への信仰が有力とされ、兼続の精神性を今に伝える。 |
| 赤糸威大鎧 | あかいとおどしおおよろい | ![]() | 鎌倉武将・畠山重忠が奉納したと伝わる国宝の大鎧。鉄や牛革の小札を赤糸で綴じた堅牢かつ優雅な式正の鎧で、後世の戦国武将にも最高の規範として仰がれた... |
| 飯綱権現付兜 | いいづなごんげんつきかぶと | ![]() | 上杉謙信が戴きし「飯綱権現付兜」は、六十二間筋兜に飯綱権現像を配す。戦勝を祈願し、信玄の諏訪信仰と対峙。武将の精神性と時代の象徴なり。 |
| 一の谷兜 | いちのたにかぶと | ![]() | 一の谷兜は源平合戦の故事に由来し、戦国武将の精神性を映す変わり兜。竹中半兵衛、福島正則、黒田長政らの手を渡り、友情や宿命の物語を刻んだ。秀吉や家... |
| 燕尾形兜 | えんびなりかぶと | ![]() | 燕尾形兜は戦国時代の変わり兜で、燕の尾を模したV字型立物が特徴。蒲生氏郷所用と伝わる黒漆塗燕尾形兜は岩手県立博物館に所蔵され、県指定有形文化財。 |
| 大釘後立兜 | おおくぎうしろだてかぶと | ![]() | 徳川家康の「大釘後立兜」は、一の谷の断崖と巨大な釘を模した変わり兜。釘は武功、金剛杵は破魔の力を象徴。一の谷は奇襲による勝利への願い。 |
| 樫鳥糸肩赤威 | かしどりいとかたあかおどし | ![]() | 「樫鳥糸肩赤威胴丸」は室町時代の最高傑作。浪岡北畠家から秋田家へ伝来し、桐唐草文や魚子地、正平韋が特徴。奥羽の貴種文化と高度な工芸技術を伝える歴... |
| 片肌脱二枚胴 | かたはだぬぎにまいどう | ![]() | 片肌脱二枚胴は、戦国から安土桃山時代に流行した当世具足。鉄板を打ち出し、片肌を脱いだ肉体や胴丸を模した異様な意匠が特徴。敵を威嚇し、武将の自己顕... |
| 鹿角脇立兜 | かづのわきだてかぶと | ![]() | 本多忠勝の鹿角脇立兜は、神鹿伝説に由来。乾漆製で軽量堅牢、獅噛前立と大数珠が武勇と信仰を象徴。生涯無傷の伝説を支え、戦国最強の武将の象徴として後... |
| 雁金軍旗 | かりがねぐんき | ![]() | 渡り鳥の雁を意匠化した戦国武将の軍旗。良い知らせを運ぶ雁書の故事による吉兆や、結束を示す雁行の飛行形態から、一族郎党の忠義や絆の象徴として戦場で... |
| 月輪文最上胴 | がちりんもんもがみどう | ![]() | 月輪文最上胴は立花宗茂所用の甲冑。鉄皺革包最上胴に月輪文を施し、重量約12kg。桃山時代製作。月輪文は仏教的象徴や摩利支天信仰、加藤清正との親交... |
| 菊鍾馗陣羽織 | きくしょうきじんばおり | ![]() | 前田利家が愛用した「刺繍菊鍾馗図陣羽織」は、背面に鍾馗、前面に菊を配し、武勇と高貴な身分を象徴。桃山文化の粋を集め、利家の多面的な精神性を映す。 |
| 金銀象嵌兜 | きんぎんぞうがんかぶと | ![]() | 加藤嘉明所用「金銀象嵌南蛮兜」は、桃山文化の粋と武将の気概を体現。唐人笠形に金銀象嵌の龍が躍る。家康からの拝領は政治的メッセージを含み、嘉明の武... |
| 金小札色々威 | きんこざねいろいろおどし | ![]() | 金小札色々威胴丸は、信長が謙信に贈呈せし甲冑。金箔と四色の威糸が華麗を極め、濃越同盟の証となる。明治期に胴と袖が分かれ、流転の歴史を語る。 |
| 金陀美具足 | きんだみぐそく | ![]() | 金陀美具足は徳川家康が若年期に着用したとされる金色の甲冑。桶狭間の戦いでの大高城兵糧入れの際に着用したと伝わる。久能山東照宮所蔵で重要文化財。 |
| 金箔置色々威 | きんぱくおきいろいろおどし | ![]() | 森蘭丸所用「金箔押色々威伊予札胴丸具足」は、黒と金の対比が特徴。南無阿弥陀仏の前立は信仰の証。信長の権威を体現し、安土桃山時代の技術と美意識が凝... |
| 金白檀鉄腹巻 | きんびゃくだんてつはらまき | ![]() | 因島水軍の将・村上吉充が所用したと伝わる甲冑。吉充が第一次木津川口の戦い等で発揮した武功の記憶や、金白檀塗や色々威などの戦国期の華麗な装飾技法を... |
| 金覆輪筋兜 | きんぷくりんすじかぶと | ![]() | 最上義光所用「三十八間総覆輪筋兜」は、室町後期の技術と桃山文化が融合。信長拝領説や慶長出羽合戦の弾痕が物語る。義光の武と文を体現し、実用性と美意... |
| 金襴陣羽織 | きんらんじんばおり | ![]() | 黒田長政が所用した桃山染織の傑作「金襴軍袍」。鮮烈な赤地に中国由来の蜀江文様や牡丹唐草などをあしらった直垂風の意匠で、長政の武威と南蛮趣味を示す... |
| 魚鱗札二枚胴 | ぎょりんざねにまいどう | ![]() | 竹中半兵衛所用の魚鱗札二枚胴具足は、魚鱗を模した特殊な構造と黒漆塗が特徴。眉庇のない唐冠形兜は、半兵衛の知略と自己表現を象徴する。当世具足の革新... |
| 銀白檀塗兜 | ぎんびゃくだんぬりかぶと | ![]() | 銀白檀塗兜は黒田官兵衛所用の合子形兜。銀箔下地に透漆を施した白檀塗で、赤みを帯びた色合いから「赤合子」と呼ばれた。もりおか歴史文化館所蔵。 |
| 栗色革仏丸胴 | くりいろかわほとけまるどう | ![]() | 立花宗茂の「栗色革仏丸胴具足」は、関ヶ原直前に新調された決戦装備。伊予札縫延、革包仏胴など最新技術を駆使し、宗茂の巨躯と質実剛健な美意識を体現。 |
| 紅糸威小腹巻 | くれないいとおどしこはらまき | ![]() | 徳川家康の「紅糸威腹巻」は、今川義元から贈られた着初めの鎧。黒漆塗りの鉄小札を紅糸で威し、若き家康の体格に合わせた特注品。今川家との主従関係と武... |
| 黒糸威二枚胴 | くろいとおどしにまいどう | ![]() | 榊原康政所用「黒糸威二枚胴具足」は、六十二間筋兜と三鈷剣前立が特徴。胴の龍は肖像画のみの理想化表現。知将康政の品格と実用性を兼ね備えた桃山時代の... |
| 黒糸威横矧具足 | くろいとおどしよこはぎぐそく | ![]() | 黒糸威横矧具足は、戦国時代の当世具足の一形式。黒糸威と横矧胴が特徴で、鉄砲戦に対応した高い防御力と量産性を兼ね備える。細川忠興の三斎流具足が代表... |
| 黒漆塗五枚胴 | くろうるしぬりごまいどう | ![]() | 黒漆塗五枚胴は戦国時代の甲冑で、伊達政宗が愛用したことで知られる。五枚の鉄板を黒漆で仕上げ、実用性と美を兼ね備え、仙台胴とも呼ばれた。 |
| 黒漆塗唐冠形兜 | くろうるしぬりとうかんなりかぶと | ![]() | 戦国から江戸初期に流行した変わり兜。中国の官僚の冠を模した異国風の唐冠形に、防錆と重厚さを兼ね備えた黒漆塗を施し、武将の自己アピールやステータス... |
| 熏辜素懸威 | くんこすがけおどし | ![]() | 上杉謙信所用と伝わる「素懸熏韋威腹巻」は、希少な燻革と素懸威を用いた実用的な甲冑。金色の菊花飾りと金箔が施され、機能性と洗練された美を両立。謙信... |
| 小桜韋威鎧 | こざくらがわおどしよろい | ![]() | 威毛に美しい桜の文様を施した美術的価値の高い甲冑。戦国時代の戦闘様式の変化や、伝統的な大鎧から当世具足へと移行する過渡期の歴史を伝える。 |
| 椎実形兜 | しいのみなりかぶと | ![]() | 椎実形兜は、戦国時代の機能美と武将の個性を両立。尖った形状は防御に優れ、量産性も兼ね備えた。椎の実のモチーフは「金気」や豊穣、神木信仰と結びつく... |
| 獅子頭付兜 | ししがしらつきかぶと | ![]() | 「獅子頭付兜」は、護良親王の伝説から戦国武将の美意識まで、獅子意匠の変遷を物語る。親王は兜に獅子頭の御守りを忍ばせ、戦国期には「変わり兜」として... |
| 歯朶具足 | しだぐそく | ![]() | 徳川家康所用「歯朶具足」は、大黒頭巾形兜と歯朶の前立が特徴。関ヶ原・大坂の陣で着用され、子孫繁栄と天下泰平を願う家康の統治理念を象徴。 |
| 朱漆塗桶側胴 | しゅうるしぬりおけがわどう | ![]() | 井伊家の朱漆塗桶側胴は、鉄砲戦に対応した堅牢な甲冑。朱色は魔除けや士気高揚を意味し、武田から井伊、真田へと受け継がれた赤備えの象徴。 |
| 朱漆塗仏二枚胴 | しゅうるしぬりほとけにまいどう | ![]() | 朱漆塗仏二枚胴は、戦国時代に登場した甲冑の一形式。鉄製で継ぎ目なく滑らかな仏胴を朱漆で塗り、防御力と威厳を両立。井伊直政所用が有名で、「井伊の赤... |
| 白糸素懸威胴 | しろいとすがけおどしどう | ![]() | 豊臣秀吉から伊達政宗へと下賜されたと伝わる重要文化財の具足。軽量で製作効率に優れた伊予札や素懸威を用い、桃山時代の甲冑製作技術と政治的意図を象徴... |
| 十二間筋兜 | じゅうにけんすじかぶと | ![]() | 北条氏康の十二間筋兜は、質実剛健な氏康の思想を反映。簡素な十二間筋、伝統的な阿古陀形、三つ鱗紋、対槍用の下散など、実用性と伝統を重んじた。 |
| 惣黒熊毛具足 | そうくろくまげぐそく | ![]() | 「惣黒熊毛具足」は、全身を黒い熊の毛で覆った異形の甲冑。家康所用が著名で、水牛角脇立と真紅の面頬が特徴。熊の象徴性や黒の色彩が、戦場での心理的効... |
| 大水牛脇立兜 | だいすいぎゅうわきだてかぶと | ![]() | 黒田長政愛用の大水牛脇立兜は、水牛の角を模した勇壮な変わり兜。八幡神の加護や戦場での逸話に彩られ、黒田家の武威を象徴する貴重な文化財。 |
| 違鎌紋陣羽織 | ちがいかまもんじんばおり | ![]() | 小早川秀秋所用の「猩々緋羅紗地違鎌模様陣羽織」は、桃山文化の粋を凝縮した重要文化財。舶来素材と大胆な意匠は、秀秋の武威と信仰、そして時代の国際性... |
| 鉄錆地筋兜 | てつさびじすじかぶと | ![]() | 鉄錆地筋兜「相州小田原住明珍勝家作」は、戦国期小田原で明珍勝家が製作。筋兜の堅牢性と鉄錆地の美意識を兼ね備える。小田原の甲冑技術を示し、明珍家は... |
| 鉄地二枚胴 | てつじにまいどう | ![]() | 真田幸村所用と伝わる「鉄地二枚胴具足」は、六紋銭と和製南蛮胴が特徴。製作は幸村没後だが、幸村の英雄化と「真田ブランド」継承の文化的記憶を映す。 |
| 唐冠形兜 | とうかんなりかぶと | ![]() | 安土桃山時代に流行した「変わり兜」の一種。古代中国の唐王朝の官人が用いた冠を模した意匠が特徴で、戦場で着用者の武威や独自の美意識を示すために使わ... |
| 長烏帽子形兜 | ながえぼしなりかぶと | ![]() | 「長烏帽子形兜」は戦国時代の変わり兜。烏帽子を長く伸ばした特異な形状で、和紙と漆の張懸技法で軽量化。加藤清正が愛用し、信仰や武威を象徴した。 |
| 鯰尾兜 | なまずおかぶと | ![]() | 鯰尾兜は戦国武将の個性を示す変わり兜。蒲生氏郷や前田利家らが愛用。氏郷の「銀の鯰尾兜」は統率術の象徴。鯰は地震と豊穣の神性を持つ。武将は鯰の二面... |
| 鯰尾形兜 | なまずおなりかぶと | ![]() | "地震を起こす強大な力を持つと畏怖された鯰の尾を模した変わり兜。蒲生氏郷や前田利長などの著名な武将が愛用し,武威の象徴や戦場での識別,威嚇に用い... |
| 南蛮胴具足 | なんばんどうぐそく | ![]() | "南蛮貿易で伝来した鉄製鎧の胴部を流用、または国内で模倣・改良した当世具足。高い防弾性能を備え、戦国期の有力武将の間で権威の象徴として愛用された... |
| 二十二間筋兜 | にじゅうにけんすじかぶと | ![]() | 大友宗麟の「白檀塗浅葱糸縅腹巻」は、二十二間椎実形筋兜の重要文化財。白檀塗は宗麟の富と美意識を象徴。椎実形は鉄砲戦に対応した機能性を追求。 |
| 昇梯子二枚胴 | のぼりはしごにまいどう | ![]() | 真田昌幸所用と伝わる「昇梯子二枚胴」は、黒漆塗りの仏胴に金銀箔の梯子文様が特徴。実戦的な機能性と大胆な意匠を両立し、昌幸の知略と武勇、精神性を象... |
| 花色日の丸威 | はないろひのまるおどし | ![]() | 徳川美術館所蔵の「花色日の丸威胴丸具足」は、鮮やかな花色と紅の日の丸が特徴。長らく秀吉所用とされたが、近年家康の遺品と判明。桃山文化と家康の自己... |
| 縹糸下散紅威 | はなだいとげさんくれないおどし | ![]() | 脇坂安治所用と伝わる「伊予札縹糸下散紅糸威胴丸具足」は、胴の縹色と草摺の紅色が鮮やかな桃山文化の精華。秀吉から下賜され、安治の武勇と知性、豊臣政... |
| 馬蘭後立付兜 | ばらんうしろだてつきかぶと | ![]() | 豊臣秀吉所用の変わり兜。源平一の谷の断崖を模した鉄製兜鉢と、勝負や尚武に通じる馬蘭の葉を模した二十九枚の木製後立から成り、戦国の武将の自己アピー... |
| 馬藺後立付兜 | ばりんうしろだてつきかぶと | ![]() | 豊臣秀吉が所用したと伝わる変わり兜。一の谷形の頑強な鉄製兜鉢に、菖蒲に似た馬藺の葉を模した二十九枚の巨大な後立を配し、秀吉の絶大な権力と自己顕示... |
| 緋羅紗陣羽織 | ひらしゃじんばおり | ![]() | 上杉謙信所用と伝わる緋羅紗陣羽織は、南蛮渡来の羅紗とコチニール染料による鮮烈な緋色が特徴。謙信の国際感覚と信仰、実用性を兼ね備え、戦国時代のグロ... |
| 熏韋素懸威 | ふすべかわすがけおどし | ![]() | 戦国武将・上杉謙信が所用したと伝わる腹巻形式の甲冑。軽量で徒歩戦に適した実戦的な構造を持ち、全面を金箔で覆った兜など謙信の威光と精神性を体現して... |
| 帆立貝前立兜 | ほたてがいまえだてかぶと | ![]() | 帆立貝前立兜は、村上水軍の象徴。現存甲冑に兜は付属しないが、帆立貝は水軍の生業や経済基盤「帆別銭」と符合。水軍のアイデンティティを体現。 |
| 三日月兜 | みかづきかぶと | ![]() | 三日月兜は戦国武将の精神性を象徴。伊達政宗の兜は機能美と信仰が融合、山中鹿之介は主家再興の祈りを込めた。妙見信仰と結びつき、メディアで伊達政宗の... |
| 水玉紋陣羽織 | みずたまもんじんばおり | ![]() | 伊達政宗所用と伝わる「水玉紋陣羽織」は、紫羅背板地に五色の円文を配した斬新な意匠。江戸中期の作と判明したが、伊達家の美意識と天体信仰を象徴し、地... |
| 紫糸威最上胴 | むらさきいとおどしもがみどう | ![]() | 「紫糸威最上胴」は最上義光所用と伝わるが、史実ではない可能性が高い。最上胴は戦国期の革新的甲冑様式で、紫と金は権威と富を象徴。義光の実像は謀将兼... |
| 萌葱糸素懸威 | もえぎいとすがけおどし | ![]() | 蜂須賀正勝所用とされる「萌葱糸素懸威胴丸」は、萌葱糸の生命力と素懸威の実用性が特徴。伝承の「朱塗日輪紋胴丸」は、秀吉との絆を象徴する文化的記憶。 |
| 六十二間筋兜 | ろくじゅうにけんすじかぶと | ![]() | 六十二間筋兜は、戦国時代に主流となった兜。軽量化と堅牢性を両立し、鉄砲戦にも対応。六十二という数字には仏教の「六十二見」を打ち破る意味が込められ... |




























































